鎌倉エシカルツアーレポート

こんにちは!
エシカルビューティーズのENNA(エンナ)です。

道端に美しいアジサイが
咲いていた梅雨明け前に、
エシカルビューティーズのメンバー
ももよさん、まきさんと一緒に
初めて長谷川エレナ朋美さんの
オンラインサロンイベント企画を
させていただきました!

イベントのテーマは、題しまして
「エシカル鎌倉ツアー」です^^
今回のコラムは、
当日のツアーレポートをお届けします♪

まずは、集合場所でもある
鎌倉の光明寺にて
精進料理ランチ&撮影会。

素敵な庭園~渡り廊下を通り抜けて、
広い会場に入ると
朱色の艶やかで
美しいお膳が並べられていました。

 

なぜエシカル=精進料理?

精進料理は、肉・魚・卵や乳製品
ハチミツなどの動物性食品を
一切使用しない完全菜食料理です。

完全菜食=ヴィーガンとも
いわれたりしますが、
精進料理は動物生食品の他にも、
「五葷(ごくん)」と呼ばれる
ネギ属のニラ、にんにく、
ねぎ、玉ねぎなども使用しません。

そうした食材のみを扱う理由は、

・動物の殺生を禁ずる、

という思想の他にも

・ネギ類は人の怒り・淫欲を誘発する
・ニンニクの香りが修行の妨げになる

という考えもあるのだそうです。

今回いただいた精進料理のメニューはこちら

※精進料理は完全予約制です。
詳しくはホームページにてご確認ください

昨今では、動物愛護の観点だけでなく、
森林伐採や畜産業による
環境汚染・気候変動問題など、
地球環境保護へのアクションの1つとしても 
ヴィーガンという食生活を選択する方が
世界的に増加傾向にあります。

私自身も、2011.3.11震災で汚染される海を
見た衝撃をキッカケに
ヴィーガンを取り入れ始めました。

精進料理で素晴らしいと感じたことは、
お料理を作る段階から
食後の片付けにまで作法があることです。

例えば、正座をして器は両手で扱う
食べ終わったらお米一粒も無駄にせず
器にお湯やお茶を入れて
最後までいただく等など。

この日は皆でエシカルについての
情報交換をしつつ談笑していましたが
厳密な作法では、食事中の会話も
禁じられています。(笑)

とはいえ、楽しく食べることも大切ですよね♪

現代の日本人たちは、
忙しい日常の中でつい自然・作り手に
対する感謝もせずに、

外食のときには
「料理が遅い!」「量が少ない!」
などと、不満の声ばかりが聞こえてきたり、

食べ放題、SNS映え重視の
アフタヌーンティーで沢山食べ残したり、
テレビ・スマホを見ながら、
心ここにあらずな状態で
食べている事が多いのではないでしょうか??

こうして、1つ1つの食材と
丁寧に向き合い、ゆっくりと心穏やかに
食べ物の生産者様→
目の前に運ばれてくるまでの
ストーリーに思いを馳せ
感謝していただく事を、
毎日当たり前にすることが出来れば
大量生産・大量消費な今の日本の状況が
きっと良い方向へいくと、信じています。

大好きな鎌倉で、精進料理を通じて
日々を見つめ直し、
自然の恵みに感謝する時間を皆さんと
共有する事ができました。

エシカルの本質は、地球(自然)への
感謝だと、私は常々思っています。

食後は、素敵な庭園を背景に
涼し気な浴衣姿の皆さんと集合写真♪

光明寺は少し鎌倉駅から歩きますが、
春は桜が綺麗ですし
ヨガやイベントなどで
広間のレンタルも可能との事ですので
是非行かれてみて下さいね^^

●鎌倉光明寺

https://komyoji-kamakura.or.jp/wp-content/uploads/2013/09/cropped-copy-copy-IMG_00521.jpg

その後は、アジサイの名所とされる
妙本寺→ぼたもち寺→鎌倉最古の神社:八雲神社を巡りました。

各所、もっとゆっくり過ごす予定でしたが、自然豊かが故に
大量の蚊に襲われるという、想定外のハプニングが!

急ぎササッと回り、撮影もままならず移動となりました。^^;

当初のツアー予定には無かったのですが
急きょ、すきま鎌倉(図書館)さんでエレナさんの取材が入り
同行させていただきました!

古民家をリノベーションされた、文字通り
すきまに佇むこじんまりとした図書館ですが
お子さまから大人まで楽しくエシカルを学べる
書籍・絵本が並んでいます。そしてエレナさんの著書コーナーも♡

このように畳もあったり、とてもノスタルジックで居心地の良い空間でした。
レジ横には美味しいヴィーガンクッキーの販売もありますよ♪
また改めて個人的にもゆっくり伺いたいと思います。

●すきま鎌倉店

鎌倉には、今回ご紹介した場所以外にも日本の素晴らしい歴史・文化を知ることができる神社仏閣や美術館、和喫茶等が沢山あります。

古き良き日本の風習・歴史はエシカルな暮らしのヒントの宝庫です。

私もまだまだ勉強不足ですし、完璧なヴィーガンでもありませんが
日常の衣食住を通じて、無理のない範囲で
少しでも自然に恩返しができるライフスタイルを続けて、
皆さんと共有していきたいと思います^^

この記事を書いた人

ENNA

VEGANモデル

湘南育ち・高1男児&保護猫2匹のママモデル。 2011年 3.11 震災を機に、衣食住を見直し“誰でも毎日できる、子どもと地球に優しい未来環境づくり‘’ を軸に、自然派ライフスタイルの実践・発信を継続中。 日本古来の食文化を後世に繋ぎ、無農薬農家さんを応援したい想いから、食事のベースは玄米菜食。 また、モデル業では動物実験を行っていない企業製品のPRのみに徹している。 趣味のVEGANカフェ巡りで、12年間で都内~湘南を中心に、約1000軒以上を食べ歩きしている経験を活かし、2024年、地元 : 葉山に‘’エシカル&ビューティー‘’をテーマとした多目的施設を開業準備中。 特技は書道と、お花、占星術。